野菜ジュースで健康体 - 糖尿病克服や免疫力アップ

野菜ジュースで糖尿病を克服した医師のお話

アルベルト・シュバイッツァー博士をご存じですか?

アルベルト・シュバイッツァー博士は、30歳で医師になり、その後はアフリカ(今のガボン共和国)で医療と伝道につくして、1952年にノーベル平和賞を受けた方。もともと、神学者であり哲学者でありオルガン奏者。今は、もうすでにお亡くなりになりました。

シュバイッツァー博士が糖尿病を治すために行った治療が、ゲルソン・セラピーと呼ばれるもの。

このゲルソン・セラピー、なんと、1日に野菜ジュースを13回も飲む特別な治療法なんです。

実際に証明されてはいませんが、同じカロリー、同じ栄養バランスなら、果物や野菜から炭水化物を摂った方がヘモグロビンA1C値が良くなるという研究報告がなされました。

ヘモグロビンA1C値は、糖尿病の方ならおなじみの数値ですね。

ただ、気を付けたいことがあります。

それは、市販の野菜ジュースには、果物が入っているものが多いこと。

血糖値を上げるのは炭水化物で、果物には炭水化物がたっぷり含まれています(野菜は少ないです)。

なので、市販の野菜ジュースではなく、生野菜をジューサーにかけたフレッシュジュースが好ましいようですよ。

この生野菜フレッシュジュースにエキストラバージンオリーブオイルを小さじ1加えましょう。これで、脂溶性のビタミンの吸収率アップ。

ちなみに、これは、糖尿病の名医、横山淳一先生(東京慈恵会医大助教授)のアドバイスです。横山先生の方法は、正確には、野菜をスムージーにしたものにオリーブオイルをかけます。

糖尿病では、多尿になることがあります。

尿と一緒に体のミネラルも排出されるので、ミネラル不足になることも、ある論文で紹介されていました。

不足するミネラルとはマグネシウム。マグネシウムは、カルシウムを骨や歯にくっつける働きや、体内の300種類以上もの酵素の働きを補う役割があります。

だから、マグネシウムがたっぷりなほうれん草やブロッコリーなど、葉物で緑色の野菜も一緒に野菜ジュースにしたいものです。

なお、野菜ジュースの搾りかすは捨てないでくださいね。料理の栄養アップや隠し味にも使えるので、家族みんながウレシイですね。

野菜ジュースで免疫力アップ

野菜ジュースには、免疫力アップ作用があるビタミンやミネラルがたっぷり含まれています。

野菜ジュースを上手に飲めば、病気になりにくい体づくりもできちゃいます。

免疫力アップ作用がある栄養素はコレ

ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、パントテン酸、葉酸、セレン

健康のために野菜ジュースを飲まれていますが、もっと栄養がたっぷりな青汁も人気ですね。

野菜ジュースから青汁に乗り換える人もいるんですよ。


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