野菜ジュースの買い方・選び方
現代人は慢性的な野菜不足
野菜ジュースは、普段の生活で不足しがちな野菜の補給にピッタリ。
野菜は、調理に手間もかかるし、必要量を摂ろうとすると値段が高いので、毎日そんなには食べられません。
それに、味気ないから、1日に350g摂るのがいい(厚生労働省による)とされていても、野菜不足になりがち。忙しい現代人は外食で食事を済ませますから、野菜はどうしても不足しがちに。
そこで、手軽に素早く野菜補給ができる野菜ジュースを飲もうと考えますよね。
野菜ジュースの選び方
野菜ジュースは、あんなに小さいパッケージなのに、1本で100グラム以上の野菜が入っています。中には、1日の必要量350gが1本で摂れる野菜ジュースもありますね。
さて、野菜ジュースは主に2種類があります。1つは、トマトがメインのもので、もう1つは、ニンジンがメインのもの。
最近は、味の多様化が進んで他の野菜をメインに使っている野菜ジュースもありますが、だいたいはトマトかニンジンがメインです。
野菜を効率よく摂るためには、数種類の野菜を組み合わせたものがいいですよ。
というのも、栄養バランスを考えてブレンドしてあるから。1種類だと栄養が偏りますが、ブレンドする野菜が多くなればその分だけいろいろな栄養素をまんべんなく摂ることができます。しかも、飲みやすくなるメリットも。
ところで、野菜ジュースを買う前に必ず見るところがあります、それは、パッケージ裏面の表示。
せっかく野菜を効率的に摂るんですから、100%のものを飲みたいですよね。
法律では「ジュース」の名前を表示していいのは、100%のものだけと決められています。水などで薄めたものに「ジュース」と表示できないんです。
なので野菜ジュースで表示に「野菜ジュース」とあるものは100%野菜だけのジュース。「野菜・果物ミックスジュース」なら野菜がメインで果物がサブの100%ジュースだし、「果物・野菜ミックスジュース」なら、果物メインの野菜サブ。農林水産省の品質表示基準で決められているんですよ。
最後に、野菜ジュースは飲みやすくするために食塩を添加しているものがたくさんあります。
たくさん飲むと塩分の摂りすぎになるので、食塩無添加のものを選びましょう。
- 野菜は何種類もブレンドすると栄養バランスがいい
- 表示の「ジュース」に注目
- 日本人は塩の摂りすぎ。食塩は無添加が好ましい
必要な栄養素はなに?
「健康や美容にいいから」「野菜不足だから」と、野菜ジュースを飲もうとするのが当たり前。
確かに、野菜ジュースは健康や美容に役立ちますが、具体的にどんな成分を摂ればいいのか分からずに飲んでいることって多いんです。
野菜ジュースは、飲み始める前にどんな成分を摂ればいいかチェックしておけば、飲んだ効果が高まりますよ。
例えば、「高血圧だから、塩分を排出する働きのあるカリウムを多く含む野菜ジュースを飲もう」とか、「お肌のキメを整えたいから、ビタミンCがたっぷりの野菜ジュースを飲もう」など、目的によって飲む野菜ジュースを選びたいもの。
ということで、あなたの目的にあった野菜ジュースを選びましょう。全般的な健康維持なら、お好きな野菜ジュースを飲んでもいいでしょう。