野菜ジュースとアトピー&アレルギー対策
アトピー対策と野菜ジュース
野菜には、ビタミン・ミネラル・機能性成分が豊富に含まれています。
アトピーの改善に作用する成分といえば、ビタミンC、ビタミンA、パントテン酸、ビタミンB6、ビオチン、ビタミンE、セレン、銅、カカオポリフェノールなどが知られていますね。
アトピー対策 赤ピーマン人参ジュース
用意するもの
にんじん | 50g |
赤ピーマン | 50g |
はちみつ | 大さじ1 |
水 | 100ml |
これらをジューサーにかけると、出来上がりです。
にんじんには、ビタミンA(βカロチン)がたっぷり。
あの「カゴメ」の発表によると、ベータカロチンやリコピンには、アトピー性皮膚炎を抑制作用があるかもしれないとのことなんです。
どうやら、野菜をたくさん食べる女性から生まれてきた子供は、アトピーの発症率が低いのだとか。
食事の欧米化によってアトピーが増えてきたとも言われていますよね。
もともと、日本人は野菜中心で質素な食事を摂る習慣があったので、まんざらでもない気がしませんか?
アレルギーの一種、花粉症対策にも
アトピーの抑制に作用すると可能性があるβカロチンやリコピン。
これらには、カロテノイドという物質が含まれていて、食物アレルギーや花粉症を抑えることが分かっています。
だから、昔の人は体が強かったんでしょうね。
ただ、ビタミンAは、摂りすぎると体に害があるので気を付けてくださいね。
ビタミンAの1日の所要量は、成人男性で2,000IU(600μg)、成人女性で1,800IU(540μg)。小学生は1,200~1,500IU、中高生で1,800~2,000IUとされています。
1日の許容上限は、5,000IU(1,500μg)。これは、厚生労働省 「第6次(平成12~16年度)改定日本人の栄養所要量について」の18~49才の上限値です。
ちなみに、ニンジン100gに含まれるビタミンAは4,100IU(1,230μg)。スーパーで売られているニンジン1本の重さは、100~150g。だいたい、ニンジン半分くらいなら1日に食べても大丈夫な計算になりますね。
※ニンジンの摂取は個人の責任のもとに行ってください。
なお、アトピーやアレルギー対策で野菜ジュースを飲むなら、添加物が入っている市販のものよりも、手作りの無添加フレッシュ野菜ジュースの方がいいですよ。